夏休みに入りました
7月20日(水)、本校は1学期の終業式を全校放送で行いました。
終業式の中で、子供たちに1つお願いをしました。
それは「何か1つ続けて欲しい」ということです。本校は、聴覚障がい、知的障がい、肢体不自由の3部門、9学部の学校です。続けるといっても、その子の障がいや特性、年齢などから、様々な「続ける」があることが想像できます。毎日何分勉強をするとか、毎日きちんと薬を飲む、月水金に〜をする、週に1回掃除をするなど、その子にあったことをその子なりに続けることで、何か新しい力がついたり、成長したりすると思います。そういう願いを込めて話をしました。
終業式が終わり、学級を回っていると、子供たちからさっそく「校長先生、僕はサッカーを続けます」「靴ならべを続けます」「勉強します」といった言葉が返ってきました。先生方が学級でかみ砕いて子供たちに話してくれた成果だとうれしく思います。中には、学級目標が「続ける」になっていて「もう始めていますよ」という声ももらいました。
第7波といわれるコロナ禍にスタートした夏休みです。制限がある中ですが、いくつかの経験をして、9月の始業式に全員元気に会えること、そして「〜を続けたよ」と子供たちが教えてくれることを楽しみにしています。

中学部での板書

高等部の学級目標